山田 邦子 先生

♪♪♪♪♪   先生に聞きました   ♪♪♪


山田邦子先生 ご自宅訪問


八尾市立清友高校に昭和43年(1968年)4月入学しました。


7月23日火曜日、同学年の岩田雅代さん(旧姓弓田)と英語を教えていただいた山田邦子先生のご自宅を訪問しました。


青山学院出身で昭和44年(1969年)東京から赴任された先生は、とてもモダンで洗練された印象があります。


近鉄大阪線 法善寺駅から岩田さん運転の車で先生のご自宅に到着。


先生の大歓迎を受け、当時のこと、その後のこと、先生の趣味などで大変盛り上がり、とても楽しいひとときでした。


現役で教えていた時、また退職した後も生徒達と心からの交流をしたことが最も楽しい時ですと話されました。


眼と眼で向かい合い話す時、それが心からの思いなのか先生は敏感に覚られます。


生徒から年賀状をもらうと嬉しくて、幸せに暮らしているかと、気になり確かめたい気持ちにもなるとのことです。


先生は、生徒が本当に幸せかと心配でならないようでしたね。


青山学院大学入学までは新潟におられました。


お父さんはじめ、教職につかれた家族が多いのですが、先生ご自身は、当初、教師になる意志はなかったようです。


でも、やはり教師の道を選び本当によかったと言われました。


英語堪能な先生の一番の思い出は、英国ロイヤルバレエ団の名花フォンティーン来日の時に通訳をされたことです。


先生は、生徒達に生きた英語を教えたいと強く思っておられました。


先生の名言は「English is a window to the world 世界に窓を開いて 視野を広げよう。 英語は、その窓になるコトバですよ」

まさに名言ですね。


新潟で生まれ育ったこともあり、水泳が得意で特にスキューバ・ダイビングはプロなみです。
中高年のためのスキューバ・ダイビング入門の本の中に、ご自身の冬の屋久島での感想も書かれておられました。


何年か前に脳梗塞になられましたが、去年も越前海岸で、スキューバ・ダイビングをされたくらいお元気です。


ちなみに、沖縄の座間味で散骨を希望していると言われていました。座間味は、美しい海岸や海で知られている島なので、そこで散骨されたい先生の気持ちが、よくわかります。


それぞれの部屋の中にあるミュージック類他、多趣味なものを見せていただき、その感性豊かな先生に、あらためて感嘆しました。


美味しい果物やお菓子をいただきながら、先生が前もって用意してくださっていたアルバム
そして岩田さん持参のアルバムを見て大笑いしたりと話しはつきませんでした。


教育とは、深い愛情を持って慈しみ教えることであると、身をもって教えていただいた山田邦子先生との再会。


本当にありがとうございました。
深く感謝します。


                      一高15回 米谷 寿美子